ケル
ケルの第1四半期決算が発表されました。利益は前年より-95%と大幅な減少でした。昨年度より減配を発表しましたが、このままでは2年連続と減配となりそうです。直近の中長期計画では配当性向40%以上、DOE3.8%下限を謡っていますが、ここまで減益となると減配は必須でしょう。保有継続か売却かを考える時期に来たかもしれません。

東京海上HD
東京海上HDの第一四半期決算が発表されました。前年より利益が倍以上となっています。主な要因は政策保有株の売却益です。政策保有株売却は一過性のものにしか過ぎないので、今後どうなるか先行きが読めないですが、今年度の計画に対しては、十分すぎる結果を得ていました。中間決算、本決算での増配発表が楽しみです。


ジャックス
ジャックスの第一四半期決算が発表されました。前年度と比較して、利益は3/4まで減少しています。EPSも減少しており、今回厳しい結果であることが読めます。第2四半期以降の挽回に期待です。


オリックス
第一四半期決算が発表されました。前年比より利益は20%以上も増額となっており、EPSも大幅に増加しています。株主資本比率も増加しているので、財務もさらに優良になっています。
このまま利益を維持した場合、配当金は132円まで増配する計算となります。利益が伸び悩んでも下限を120.01円としているので、配当目的の投資家は安心材料となります。


ENEOS
第一四半期決算が発表されました。JX金属の数値を除いたりしているので、前年とは単純に比較できないことになっています。見通しは25年5月に公表した内容から変更なしとなっており、配当金も30円から変わらずとなっています。


三菱HCC
第一四半期決算の決算が発表されました。前年比より売上、営業利益、純利益ともに大幅な増加となっています。進捗率は35.8%と順調に来ており、このままいけば増益が見込まれ、増配への期待が高まります。


日本曹達
第1四半期の決算が発表されました。売上、営業利益は前年比より増加ですが、純利益は25%の減益となりました。
昨年の売上の推移を見るに、これから売上は増加するようにも見えるので、これからの挽回に期待です。


ブリヂストン
第2四半期の決算が発表されました。半年間の利益は前年比より約半減しています。今後は為替や関税の影響も出てくるので、業績がどうなるかは注視が必要です。今のところ業績の見込みは期初から変更がなく、配当金も当初の予想から変更ありません。景気敏感株なので、少し不安なところもありますが、本決算ではよい数字が出ることに期待します。

